プロフィール

まさもり

Author:まさもり
神戸出身、20代♂です。
3年間勤めた会社を休職し、現在パプアニューギニアのマダン州アンバリーナ・バイタバグ小学校でGrade7に理科と数学を教えてます。

自分の足で1歩外へ飛び出てみることにしました。

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死を覚悟 ~バス バガラップ~
今日は火曜日。
毎週火曜日は週に一度のお買いもの日。
火曜は私の受け持っている理科と数学が午前中に終わる日なので、
午後は買い物に行くと決めている。
(週末は人が多く危険なのと、閉まってる店が多いため買い物できません。)

火曜日とはいえ、ひとりでタウンに行けるほどパプアは甘くはない。
いつもMr.サムライの弟アントニーについてきてもらう。

タウンに行くとよく中国人に間違えられる。
というのも、マダンに限らずだがパプアには中国人が経営している店が多い。
いたるところに中国人がいる。
私がよく行くお店も中国人が経営。
レジで働いているのは現地のパプア人。スーパーバイザーとして中国人がいる。


買うものはいつもほぼ決まっている。
・シリアル(朝食用)
・牛乳(朝食用)
・ツナ缶(晩飯用)たまにコンビーフ(豪華な晩飯用)
・マギーヌードル(晩飯用) ←パプアで知らない人はいないほど人気なヌードル
・ルーツライス(晩飯用) ←味はそこそこ。
・コーヒー ←パプア人はコーヒー大好き。特にとびっきりあっま~いコーヒーが。
・砂糖 ←1杯のコーヒーに、カレーを食べるスプーン大盛り3~5杯。私には致死量です。
・新聞 ←週に1度の情報収集。日本のこともよく載ってる。
・パイとコーラ ←アントニーへのお駄賃

これだけで毎週暮らしています。野菜は家の周りに生えているのでご心配なく。


いつも通り買い物を済ませ、いつも通りパイとコーラをアントニーと食し、
いつも通り満員のおんぼろマイクロバス(乗車率150%超え)に乗って村に向かっていた。

パプアは10月だろうが雨季だろうが暑い。
パプアの陽気に誘われてうとうとしてたときのことである。
突然バスが路肩に停車した。


と次の瞬間、
急に乗客が全員立ち上がり、バスの窓から飛び出し始めた!!

「やばいっ!!」

でも、身体が動かない。

乗客 「??????????」

何を言ってるのか分らない。
fireと言っている気がする。

私の頭の中 「車 + 停車 + 脱出 + fire =・・・ 爆発???」

私 「まじで、死ぬ!?」

と思った直後、みんなの動きが止まる。


「大丈夫だ!」
と運転手がなだめている様子だった。

おそらく10秒もないほどの出来事だったように思う。
すでに5人ほどのパプア人がバスから出ていた。
私はというと、じっと席に座っていただけ。心臓だけがバっクバク。
死んでたかもしれないという恐怖と、パプア人の瞬発力のすごさに尊敬の念を抱かずにいられなかった。

もし、これが日本だったら誰ひとりバスの外には出られなかっただろう。
全員座っていたままではないだろうか。
本当に爆発していたら全員死亡である。
日本は訓練慣れしているせいか、状況を把握した上で行動するという習慣がしみついているように思う。
緊急時にはこういった習慣が足枷になるかもしれないと感じた。
じっと座ったままの私が言うのもなんだが。


バスはというと、路肩に停車してからというものエンジンがかからなくなった。
乗客の男どもが降りマイクロバスを押して、押しがけを試してみたがそれでもかからず。

結局、通りがかりの同業者のバスに乗せてもらいなんとか帰ることができた。



いつ死んでもおかしくない状況にいるという恐怖と、
今生きていることへのありがたみを感じる一日でした。

パプアに限らず、日本でもいつ何が起こるか本当にわからない。
みなさん、命は大切にね。



~~今日のピジン語~~
バガラップ = 壊れる
バス バガラップ = バスが壊れる。
ハウス バガラップ = 家が壊れる。(雨漏りしたときに使える。)
ヘット バガラップ = 頭がいかれてる。(金曜日の夜はヘットバガラップな人ばかりです。)

パプアはいろんなものがバガラップしてます。

PNG | 【2011-10-11(Tue) 20:55:02】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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